五十肩の原因は・・・

五十肩で来院される多くの方が「病院へ行ったんですが・・・」と来院されます。そして、「肩周りが炎症を起こしているので痛いし腕が挙がらないといわれました」と事情を説明されます。

炎症を起こしているから痛いということは分かるんですが、なんで炎症を起こしたのかが分からない・・・もっと詳しい説明をしておられるという先生もおられましょうが、そう受け取られている方がほとんどです。

私が五十肩の原因と思っているのは、肩甲骨や腕周りの筋肉が硬くなっていることだろうと思います。肩甲骨が動かなければ腕は上がりませんし、肩鎖関節の動きが悪くなっても腕の動きに影響が出てきます。肩甲骨が動きにくい状態で肩の動きがおかしくなっていたら、肩に負担がかかり筋肉に炎症が起こり痛みが続く。腕も上がらなくなります。この原因がはっきりつかめてないから、リハビリで動かしておかなければ固まってしまうとかいう発想になるようです。

しかし・・・ですね、肩甲骨の動きをつけると腕は上がり始めます。そうなると肩回りの筋肉の負担も減り痛みもひいてきます。動きをつけるといっても、アイロン体操のごときではないですよ。筋肉を緩めて動きをつけるんです。アイロン体操や無理に動かすリハビリとやらで痛みが増したという方も多いんですよ。

肩甲骨を動かしていくというのは、簡単なようで難しく、難しいようでやり方が分かればできるものです。リハビリの技術の発想では考えてかないと思います。五十肩の方で興味を持たれた方は来院してみてください。ただ、リハビリを続けてきた方やボキボキ系整体、強くもんだり押したりのあんまマッサージを受けた方は、筋肉の痛みがひどい場合は少々時間と期間がかかる場合があります。

今日の『爽快さんがゆく』は「また、変なショート・メールが入ります」です