「ネジレ」ちゃあ何だ!
福田首相が辞任する時、民主党の小沢代表について問われた時に「苦労させられた」とか何とか言ってました。そして、ネジレ国会のなんのかんのと言う。
私は思うのですが、国会はその時々の情勢の基づいた個々の政党の政策を国民が選挙で判断し政党が選ばれるということですよね。二院制の目的はじっくり法案を審議し国民のためになるものかとを検討するために作られた制度でしょう。この参議院で、政権与党に対する批判が集まり野党が多数を占めることも当然あります。現在がその状況ですね。
これをネジレと政治家やマスコミが表現することがおかしい!
まるで野党が参議院で多数を占めれば、法案が通らず迷惑だと言いたげです。こんな声には、「国民が主権者ですぞ!」といいたいです。国民が自民党と公明党の連立政権に対し不満を持ち、疑問を持ち、不安を持ちで民主党が躍進したんです。この事実から国民の望むものを判断し、政策を練り直すことで国民の期待に沿うことが必要ではないでしょうか。そうすれば、野党ともうまくいって苦しめられることはないし、支持率だって上がったんではないですか。
こんな民主主義の原則が分からないのか?
自民党・公明党の法案が通ることだけがいい事というのならニコニコ顔をしたファシズムです。
まずは、国民が何故参議院選で自民党・公明党に入れなかったのかを反省してほしかったですね。そして、国民の声を政治に反映させることができれば、低支持率に悩んだり野党に追及されることも無かったんですよね。
でも、反省し国民のための政治なんてできないのが現実ですね。だから、今度の衆院選挙が楽しみになるのですね。