あれから35年

 昨日は県立高校の卒業式ということで、テレビのニュースや新聞などでも卒業式に関するものを多数見かけました。
 私は高校を卒業して35年も経ってしまいました。
 先日香椎で、母校の香椎工業高校の制服を着ている生徒たちを見かけました。制服の懐かしさとともに、制服や頭髪についての校則に疑問を持ち生徒同士で激論を交わし、生徒集会なども開かれていた時代を思い出しました。
 帽子をかぶらないと校則違反と先生に叱られていました。(担任はやさしく怒鳴ることはなかたのですが)私達は、当然校則は時代とともにみんなで話し合って変えるものだと思っていました。校則も変わる必要も出てくるし、変えることができる・・・と思ってたんです。みんなで議論をして考えていくということが面白く楽しい時代でした。
 今は、校則がどうなっているか分かりませんが、帽子はかぶってはいないようですね。
 卒業してから、仕事上のお客さんで、何人か母校の先生をされておられる方と知り合ったり、街で偶然先生に会ったりした時に、お世話になった先生が亡くなられたということを知らされることがあります。あの頃50歳だった先生はもう85歳ですものね。多くの方々がもう退職されてます。
 先生方も私達が高校生活をすごした70年前後の『あの頃』を懐かしがられます。みんなあの頃は活気が有ったと思っているんです。
 先日の同級生のおいさん達が集まって酒を飲んだ時、やはりみんな何をするにも活気があったといった話が出ました。こうして話すときに議論を吹っかける相変わらずの議論好きのおいさんもいて活気が出てきます。
 飲みながら、さまざま話していると喫煙者が減っていることに気づきました。あれほどみんな隠れてすっていたのに・・・・。(笑)
 タバコが健康にいいか悪いかについては誰も議論しようとしません。タバコをやめられない人も健康に良くないことは自覚してますよ。35年も経てば、みんな健康を気遣う歳になってるんです。私も今は喫煙はしていません。
 これは規則というより、健康を考えるなら・・・早めにやめたほうがいいですね。本当に楽しい時代でした。

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