お風呂で軟蘇の法

　ある本にお風呂で「軟蘇の法」をやることを薦めていました。
　みなさん「軟蘇の法」はご存知ですか？
　白隠禅師が肺病を病んだときに実践したイメージによる療法です。まず、頭の上に薬効がある軟蘇（チーズみたいなものらしい）を乗せて、それが解けてからだのあちこちを流れるのをイメージで感じます。溶けた軟蘇が体中にしみこみ病が治っていくというものなんですよ。
　これをお風呂で早速やってみました。やっているとあることに気付きました。軟蘇を頭に載せているイメージより、ものすごくいい温泉の湯に浸かっているイメージの方が簡単に体感できるのではないか。イメージを変えてとてもいい温泉につかっていることをためしました。温泉の効果で身体がとても温まり楽になると思うと本当に温まり快いんです。疲れも吹っ飛んでしまいました。
　それから、毎日ゆっくりと普通のお風呂で温泉気分を楽しめるようになりましたよ。
　みなさんも普通のお風呂でも、とてもいい温泉に入っているイメージを是非試してみてください。
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