こげん気持ちのようなるなら
日曜日に来られた80代の女性の方ですが、来られたときにはいかにも辛そうでした。眉間にしわをよせ膝が痛いと歩き方もゆっくり、胸が苦しくなるのでいくつかの病院に行ってみたそうです。最終的には、神経科に行って軽度のうつ症という診断が出た。
「爽快館のチラシを見て来てみました。」ということです。少々不安をもたれているようでした。操体法と揺らしのテクニック(揺身整法)などで、腰や背を整えました。「気持ちがよかですねー。」体中の筋肉の塊が少しつづほぐれました。膝はストレイン・カウンター(90秒軽くひねる)で痛みをとりました。首のこりも軽い揺らしと、本当に軽い軽い刺激で緩めました。終わった後は、「軽うなっとうごたあです。」と帰られました。
今日2度目の施術を受けに来られました。前回と違って笑顔でおいでになりました。開口一番に「こげん気持ちがようなるなら、早う知っとればよかたとに。」という言葉でした。足取りも軽い。いい笑顔でした。こんなに喜んでいただけるのが何よりの励みです。今日の施術が終わってさらに膝の動きが良くなったと、ニコニコ顔で帰られました。