さとうきび畑
今日、6月23日は沖縄の地上戦が終結して61年目の日です。
様々な報道などで、その悲惨な状況は知らされますが、沖縄での戦闘を体験された方々は、私たちの想像を超える苦しみ・悲しみ・怒りがあったことと思っています。(戦後も、沖縄はアメリカの統治下での生活が長く続きましたね。)
終戦後、こうした戦争の体験から日本国民は平和国家を目指したのだと思います。これが世界の人々にも認められています。
子や孫が、戦火の中を逃げ惑う姿など想像したくありません。平和な国を世界を残してやりたいというのが人情です。平和な社会であってこそ、健康を語れるのです。戦争ほど不健康なものは無い。
携帯電話の着メロに娘が、私の好きな「さとうきび畑」を入れてくれています。皆さんご存知とは思いますが、歌詞の一部を紹介させていただきます。
「ざわわ ざわわ ざわわ・・・・
昔 海のむこうから いくさがやってきた 夏の陽ざしのなかで
あの日 鉄の雨にうたれ 父は死んでいった 夏の陽ざしのなかで
知らないはずの父の手に 抱かれた夢を見る 夏の陽ざしのなかで
ざわわ ざわわ ざわわ
忘れられない悲しみが ざわわ ざわわ ざわわ
波のように押し寄せる
風よ悲しみの唄を 海に返して欲しい 夏の陽ざしのなかで
ざわわ ざわわ ざわわ 風に涙は乾いても
ざわわ ざわわ ざわわ この悲しみは消えない」
父や母たちが残してくれた平和な日本を、私たちの力で子どもや孫たちに引き継がせたい思いでいっぱいです。