その腰痛、原因不明は無いでしょう
昨日、NHK Eテレで腰痛についての番組をやっていました。
いつものように、腰痛の85%は原因不明だということをせつめいしてました。画像検査で椎間板ヘルニアとかすべり症とか脊柱管狭窄症とかが出ないものは原因不明だとされているということです。
おかしいでしょ!!!
何か原因が有って腰痛になっているはずですから、その原因を調べればいいということでしょう。しかし、いつまでも「原因不明論」を振りかざす。可笑しいですね(笑・笑・笑)。
ということで、昨日の番組では腰痛の原因となっている椎間板の変形を解消させる体操でした・・・が、椎間板が変形してるって画像に映らないの??? よく、椎間板がここだけ薄くなっているとか見せられることがありますよね。
まあ、そのことはイイとして、以前から病院で原因不明とかいわれる腰痛は筋肉・筋膜の問題が多いということはオステオパシーなどの手技療法の世界では指摘されてました。なのに未だに原因不明だとか・・「どうなっとるの」と言いたくなりますよね。
筋肉・筋膜が原因の腰痛の問題について、やっと最近テレビなどで紹介されてきました。大きな前進だと思いますが、もっともっとちゃんとテレビなどで取り上げてもらいたいですね。
「原因不明」とくりゃ、患者の方からすれば不安でいっぱいになりますもの。
ちゃんと、椎間板ヘルニアとか脊柱管狭窄症とかの骨や椎間板が神経にあたって起こる腰痛と、腰や大腿部の筋肉・筋膜の問題で起こるが腰痛があるということを知らせるべきですよね。
もう、原因不明の腰痛など言わないで欲しいと思っています。