まだ自然がいっぱい・・・?
私が住んでいる(爽快館もここにあります)東区大岳という所は、福岡市の東の端の和白からさらに北方向に伸びた海の中道の端っこに位置します。福岡周辺の方はよくご存知ですね。
施術を受けに来られた方と色々と話すのですが、私が幼かった頃の青い海、博多湾側の砂浜は、アサリ・マテ貝・バカ貝などがたくさんいたこと。これをとるのが楽しみだったこと。海は透けて見える。その海に笹の先にスジを結び重りと釣り針をつけて魚が釣れたこと。昔の大岳を知る方は貝掘りをしたことなど懐かしく思い出されます。 よそからこられた方は、まだまだきれいだとおっしゃいますが、ここで生まれ育ったものには汚れが気にかかる。貝も取れない魚も減った。
「日本のどこへ行っても汚れてますよ。魚も取れなくなりました。」という声が聞こえてきそうです。「それはそうですね。まだましなのでしょう。」と納得したいが、それではますます汚れてしまう気がします。
北九州の汚れた空や汚れた海は、数人の主婦の声から公害を無くそうと運動が生まれ、行政が動き始めて変わっていったと聞きます。やはり、懐かしがるだけでなく、美しい自然を残す努力が必要だと思いますがどうでしょう。健康を守るには豊かな自然が必要だと思うのは私だけではないはずです。
「医薬品流入し河川汚染 東農工大など初の全国調査 人や動物用、各地で」という記事が今朝の西日本新聞に載っていました。汚染が進んでいる。美しい自然は残したいという声を上げなければ残せないですね。健康被害が出ないように、一人ひとりの健康を守るために!!。