やっぱり玄米食?
テレビなどで健康と食の関係を色々取り上げられますので、皆さん詳しいですね。「○○には何がいいそうですよ!」「へェー、そうなんですか。」と、色々テレビ番組のことを聞かせていただきます。
こんななかで「やっぱり玄米がいいんですよね。」という話をされる方が時々いらっしゃいます。しかし、私は「そうです!」とは、絶対に言わないんですよ。私は、玄米を食べると腹痛がするから・・・。
高校生のとき、「人生手帖」という雑誌で、玄米食に出会いました。米屋さんで玄米を分けていただき食べてみましたが・・おいしくない。圧力釜がなかったのでまずいのだと思い、食べるのをやめました。それから結婚して圧力釜も買い挑戦しましたが、どうも続けられない。40歳の頃、健康食品屋さんにアドバイスを受けながら本格的に取り組みました。しかし、体調はよくならず玄米を食べると腹痛がする。「それはね、よく噛まんから、よく噛んでごらん。」とアドバイスを受けながらしばらく食べ続けました。炊き方も聞いたとおりにやってみました。しかし、おいしくない。ジワーといつもおなかに痛みがある、その変な痛みが激しくなったので病院へ。原因は分からない。しばらく玄米をやめてみると快調なんです。
調べてみると、玄米は合う人と合わない人がいる、それはOリング検査で分かると書いてある本を見つけて、試すと私にはあわないことが分かりました。体に合わないから腹痛がしたんでしょう。だから食べてもおいしくない。それからは玄米は食べません。しかし発芽玄米は問題ないんですよ。時々、発芽玄米を麦や雑穀と混ぜて食べます。体に合うものはやはりおいしいですね。また整った体は、必要なものをちゃんと要求しますね。(整ったからだは・・です)
玄米をいつも食べてある方を少なからず知っていますが、みんな元気ということでもないようです。肩こりに悩むし不調を抱える方もいます。玄米を食べていると、肉がほしくなくなるということを聞いたことがありますが、玄米食の実践家の女性は無性に肉が食べたくなるそうです。(これは秘密ですよと教えてくれました)家族には秘密でウインナーソーセージを隠しておいて一人食べているということです。何故、隠して食べるか・・白米は絶対に悪い粕なんだ、玄米は絶対に体にいいもんだという信仰に反することと思われるんでしょうね。合う人は体調が良くなろうし、合わない人はおかしくなる。だから人それぞれ食に対する関心を持ち、自分に合うものを見つけ、工夫することでおいしく食べる。こんなことが大切だと思います。健康に関すること、各々の体質・年齢などで合う合わないがあることを忘れてはいけないと思うんです。