わかりやすい説明を

病院へ行ってさまざまな診断を受けて来院される方がおられます。

そういう方に「病院でどういわれましたか？」と尋ねると、病名はだいたい言われるのですが、それがどういうことなのか理解されてない方が多いんです。「座骨神経痛といわれました。座骨神経痛て何でしょうか、どこが悪いんですか？」とかいう方が多いんです。座骨神経痛でも、何によって起こった座骨神経痛なのかが問題だと思うのですが・・・。そして、「座骨神経痛はなかなか治らんといわれました」と続くことが多いんです。今日の来院の方もそうでした。

それで、私の方で座骨神経の図を見てもらったりしながら説明します。椎間板ヘルニアのような椎骨に由来する問題がないで座骨神経痛と言われた場合は臀部の筋肉の硬結で座骨神経を刺激していることが多いんです。それで、全身調整して臀部を緩めてやると痛みやしびれがとれるんです。

なかなか治らんといわれていたのが、痛みが消えていくので驚かれるのですが原因を取り除くので痛みが消えるという当たり前の現象です。臀部を緩めるといっても緩めるために強く押すなどは駄目ですよ。施術の痛みで更に筋肉が固まっていきますからね。緩めるには緩める技術が必要です。

正確な説明をすれば、日常の生活での注意点や簡単な自分でやるケアの方法も理解でき再発を防ぐことも可能になりますよね。私は充分に理解していただける説明を心がけたいと思っています。それは当然のことだと思いますので・・・・。

今日の『爽快さんがゆく』は「年賀状」です。