アベノミクス？

　昨日の朝日新聞に６月の日銀短観についての記事が掲載されていました。「大企業、明るさ先取り」との大きな見出し。
　日銀短観のポイントをまとめた記事は中小企業に回復の遅れ、雇用拡大のペースが鈍いことを伝えています。どうも、言われているように景気は回復していないというのが国民の実感です。
　　儲けているのは株などで投機をやっている方々や、大企業が輸出が円安で好調というだけのようです。大企業は日本の原材料の供給にあたっている中小企業は押さえつけて、自らの利益を確保しようとするからですね。
　昨日のお昼のニュース番組では、食品の原材料の輸入されるものの価格が上がるため、食料品の値上げが続くということだし、ガソリンは上がるし・・・。国民生活は円安効果（？）で昨年より８０００円の出費増となるらしいですよ。
　１０年後に国民の年収を１８０万円増やすとか言うがあてにはなりませんね。その頃には安倍さんも首相ではないでしょうから、責任を果たせとか責任を取れとか言ってもどうしようもない。
　安倍首相が国民一人当たり１８０万円というのは、GNIという数値で、国内総生産と海外での生産や投資による純受取額をくわえたものを国民の数で割ったというような操作をした金額らしいですね。ということは、外国で儲けた大企業の儲けの額が入る。国民は低賃金で苦しんでいるのにGNIはあがるということが起こるということです。
　
　

　明日は、参議院選挙の告示日だそうです。景気回復・・・アベノミクスがまた大きく宣伝されるのでしょうが、私は私の生活の実感から考えようと思います。１０年後とかに『あなたの所得をあげます』なんていわれても信じられないし・・・今の国民の生活を良くしてくれと言いたいですね。
　この際、国民のためにならない議員は落選させることを真剣に考えていかなければ！！
　アベノミクスは、国民にとってアブネエノノミクス（危ねえののミックス）なのでは・・・（笑）。

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