ギターを弾きながら成人の日を思い出しました
来週の土曜日にギターを弾きながら歌わなければならないのでもう特訓中でして・・・。ギターを弾きながら、二十歳のころを思い出していました。
成人式の式典には行かず、会社の先輩たちと新年会をして帰りにブルース・リーの『燃えよドラゴン』を見たのが私の成人の日でした。それから間もなく空手の道場に入門したんですが、仕事で通えなくなったりを繰り返し、いまだに黒帯は持たないんです(涙)。
高校を卒業したら仕事を覚えて、給料が上がったら車を買って、結婚して、家を買ってとみんなが夢を持っていたし、頑張れば実現できた。
若い者同士でさまざまな意見も言えたし、社会にも大きな関心を多くの若者が持っていた・・・フォークソングは、そんな若者の主張を反映した曲も多かった。でも、どこがどうなったのか、そんな若者たちが一生懸命生きてきた世の中がおかしくなっています。
表面だけを見て、今の若い者はなんて言うジジイにはなりたくない。
朝日新聞を見ると、ネットカフェに泊るお金も無い若者たちが牛丼店などで夜をすごしているということです。多くの若者が非正規雇用での低賃金で企業の国際競争力を作る役目を負わされているのでしょうか・・・・。
お金を持たない非正規雇用の若者たちを作り出した日本の企業や国が栄えるはずはないんですよね。ものが売れないはずだし、デフレスパイラルから抜け出すには若者たちに普通の生活が出来る条件を作っていかなければならないということ必要なんです。
近頃の大人たちは、本気でこの国の若者が置かれた状況を考えているのかと思います。こんな若者が夢を語れない社会を作ってきたのは私たちではないのか・・・。
これから、「若者が夢を持てる日本を作る」という夢を持ち共に語り行動するおいさんやおばさんが必要になっている気がします。そうしなければ、私たちはこの40年間何をしてきたのかと思いながら死んでいくことになってしまう・・・(悲)。
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