ストレッチは危険 『ホンマでっかTV』で指摘されてました

昨日の『ホンマでっかTV』をご覧になりましたか?

梶本修身先生(過労評論家だそうです)がストレッチについてお話しされてました。静的ストレッチで45秒以上筋肉を伸ばし続けていたら怪我が増えてくるということです。伸ばすなら15秒以内にすることと動的ストレッチを勧めておられました。ストレッチは危険だということは、このブログでも何度も取り上げてきましたね。ストレッチを熱心にしておられる方は肩こりがひどくなるとか、腰痛がとれにくいとか施術をやるうえでも困りものなのです。

出演者の「りんたろうさん」は、大学時代にクラブでの練習の前に人より熱心にストレッチをやっていたら怪我や故障が異常に多かったという体験を話されていました。

梶本修身先生によると一つの論文で言われているのではなく、多くの論文でストレッチの危険性が指摘されているということです。さまざまなストレッチ関連の論文の8割がストレッチは危険だという論文だということです。出演者一同驚かれていました。

りんたろうさんみたいに身体の不調を起こしながらも、ストレッチはやる方が良いという思い込みでやっておられる方が多いですよね。もう一度見直されることが大切だと思います。

では、運動前には何をすればよいのかいうことですが、先ほどの動かしながら筋肉を伸ばしていく動的ストレッチです。そして日ごろの筋肉のケアには操体法が効果的です。これは、筋肉を伸ばすのではなく縮めることにより筋肉を柔らかにしていくんです。以前、操体法の有名な女性の先生が、ストレッチと操体法は共存し補い合うというようなことを手技療法関連の雑誌に書いておられましたが、原理的には真逆なものなんですが・・・。なんでも、アメリカなどで流行っているものは良いものだと評価するんでしょうね。橋本敬三先生が嘆いておられるのではないでしょうかね。

ということで、またテレビでストレッチの危険性を指摘してくださった梶本修身先生と取り上げてくださった『ホンマでっかTV』の感謝します m(__)m

今日の『爽快さんがゆく』は「寒かったですね」です