ストレッチは怪我もとと小林弘幸先生も書いておられますよ

 テレビでもおなじみの順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生の『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』を読んで色々と勉強になりました。
 郷ひろみさんの若さについて副交感神経の面から研究されておられる先生といえばご存知の方も多いはず。
 先生の本を読んでみると、日常生活から生き方の問題までいかに自律神経のバランス、副交感神経の活性化が必要かが良くわかります。これまで疑問に思っていたことも分かりやすい説明で理解できました。是非、みなさんも読んでみてください。
 ところで、大学時代からラグビーをやっていたという小林先生。この先生が、やはりストレッチの問題を取り上げておられます。運動前のストレッチは筋肉を硬くして怪我の原因となるということです。
 ストレッチは身体を硬くするということは、私は体験的に言ってきました。これを、先生は副交感神経の問題から解き明かされています。そして、ストレッチに代わる準備運動も紹介されています。たった四つの運動でOKというものです。是非みなさん参考にしてください。
 

 操体法の施術や指導を行っている方で、ストレッチを勧めておられる方がおられます。この方々は操体法では快さを強調されますが、ストレッチにも快さを感じておられるのでしょうか。私にはストレッチで筋肉が引き伸ばされた感覚というのは快いものには思えません。ある手技療法家用の月刊誌に、有名な操体法指導者が操体法と一緒にストレッチをすることを勧めていましたが不思議な気がしました。原理的には全く正反対のものだと思いますが、ストレッチで快感覚を感じておられるのでしょうね。ホントかいな・・・・?人それぞれですから、この方には快いのでしょうね。
 

 私は、ストレッチは運動前にやってはいけないという小林先生の見解に大いに励まされ嬉しくなったしだいです。ストレッチに関しては疑問を抱く方々も多いし、今後の研究が進むことを期待したいと思います。
 『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』を読んで健康になってください!!

整体の爽快館のホームページ https://www.sookai-kan.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です