ダサく見えても身体は変わるんですよ

 昨日の続きですが
 ストレッチを紹介する雑誌の記事などを読むと、「こういうふうにストレッチすれば筋肉が伸ばされ筋肉のコリが取れますよ」というところから説明が始まります。しかし、多くの方々は、それで筋肉のコリがほぐれてないし歪みも取れてないようです。
 生身の人間の筋肉を引っ張り伸ばせば、何らかの反応が出てくると考える方が妥当だと思うんです。筋肉を伸ばしていけば身体は危険性を感じれば筋肉は固くこわばってくるんです。だから熱心にやればやるほど辛くなる。ある、体育施設のトレーナーの方に聞けば、職場のほとんどが腰痛や肩こりを抱えているということです。熱心にストレッチをやっているということで、操体法をお伝えしましたが、ストレッチをやらないと仕事にならないそうで・・・。ジムや体育施設などでストレッチの指導を受けて家で続けているが何年もコリが取れないという方も来院されます。やればやるほど痛みが出たり変わらないということはどういうことか・・・・???
 痛気持ちが良いなどは快さとは別物だということはやってみれば直ぐに分かることなんですが。
 多くの疑問が出てくるし、絶対にオススメはできないものです。私は、ラジオ体操とストレッチがなくなれば健康な人が増えるのではないかと思うんです。
 ということで「ストレッチ」より身体に確実に良い体操を進めるのですが、どうも「ストレッチ」の方が格好良く見えるらしいのです。そして、ストレッチの本はたくさん出ているが、操体法の本は大きく広がらないようです。
 昨日からどうしたら、みなさんに健康体操が受け入れていただけるかを考えています。とにかく「ダサく見えても身体が変わる体操」ということで、爽快館利用者のみなさんにジックリとお伝えして行こうと思います。
 長い時間がかかりそうです。私が健康で長生きすれば実証できると思いますのでガンバります。

今日の『爽快さんがゆく』は「猫のお家の屋根の修理をしました」です。