マッサージチェアは危険ですね

最近は減ってきたのですが、マッサージチェアはどこのメーカーが良いですかと聞かれることがありました。

マッサージチェアは刺激が大きすぎるし、本当に肩こりや腰痛が解消するとは思えないということを話してきました。確かに気持ちいいんですよね。しかし、それが筋肉のコリや痛みを解消するということは「???」です。

『週刊現代』の10月16日号に「マッサージチェアはこんなに怖い」という記事が掲載されています。読んでみるとさらにその危険性を認識しました。ショッピングセンターの家電売り場で高齢者の方がマッサージチェアに座ったところ、圧迫骨折を起こして寝込んでしまい認知症まで引き起こしたということが書かれています。これは、あの動きから考えると起こりそうな事態です。ローラーが斜め方向から押すような動きをするので瘦せ型の方は骨折する可能性が十分あるということです。筋肉の損傷の危険もあるということです。下肢静脈血栓症の方がフクラハギのマッサージ機を使ったら、血栓が肺動脈に詰まって肺血栓塞栓症を起こして緊急手術をしたということです。動脈瘤を患っている方はマッサージチェアの刺激で動脈瘤が破裂する可能性もあるということです。血圧の急上昇を引き起こす可能性もあるようです。

やっぱりマッサージチェアはお勧めできませんね。値段もかなりしますからね。15万円としたら爽快館に50回来院できます。2週間に1回来院されても2年分はありますね。こういう健康器具は半年もすれば置きぱなしになりますのでお金を捨てるよなもんですね(笑)

2日間も休んでしまいましたm(_ _)m 明日は『爽快さんがゆく』の更新日です