不健康だらけの国!!
昨日書いた文章を読み直して、自分で何を書いたのやらと思うような文章でした。申し訳ありません。
書きたかったことは、運動会でお父さん達が転ぶ、これは運動不足からの可能性が大きいい。なぜ、お父さん達は、運動不足になるのか?それは労働の分業が進み運転する人は運転だけ(勿論荷物の積み下ろしの作業も考慮に入れてますよ)ということになってしまっている。(パソコンと一日にらめっこしてますという方もおられます。)それで、体の使い方が偏ってしまう。これは、分業が進んだ社会ではある面仕方が無い面もあるだろう。では、こうした偏りを、生産性が上がった分、時間を余暇に使えば楽しみながら運動ができるはずだ。でも、余暇なんてほとんどの人が無い。これは、社会的な問題があるのだろう。しかし、社会的な体制の問題があろうと、私は整体に来られる方には、元気になってもらわねばと全力で最高の施術をやっている。それとともに日常的に運動して体を動かすことは健康管理として重要だ。そしたら、日常的にできる運動を生活条件に応じて考えていかなければならない。こうした日常的な運動を私は皆さんと一緒に考えていきたい。日常的な運動や健康管理で「運動会で転びにくいお父さん」を少なくできるのではないかということでした。
現在の日本は「働けど働けど」ですね。運動する暇も無いという現状を憂慮しているわけです。
『週間現代』(51号)に驚く記事をがありました。「来た!『正社員いじめ』社会はこうして生き抜け」という記事です。
「平均給与所得は8年連続減少」ということです。配偶者特別控除・老年者控除・定率減税が半減、これで私達は増税されたんですね。そして多くの正社員がパートアルバイトに置き換えられて、これで『いざなぎ越え』の景気が作られたんですね。私達には景気回復の実感が無いはずです。
この上です、『ホワイトカラー・エグゼンプション』というものが目論まれているということですよ。これは、アメリカで1938年に導入されたものということです。でも、日本に合うものではないと思いますし、条件が色々違っています。
「年収400万円で残業代ゼロ。すなわち、あらかたの大学卒のホワイトカラーに残業代が支払われなくなることを意味する。」ということです。合法的にただ働きさせられるということでしょうね。年収400万円の労働者は全労働者の45%ということです。これらの労働者の年収にすると120万円の減収となるそうですよ。別の調査は180万円の減収になると予想しているそうです。さらに危惧されるのは、労働時間というくくりが無くなる事で、際限なく残業が押し付けられることになりかねません。これでは、様々な文化・文明を生み出し、その恩恵にあずかるということは無く、生きていくという生物的要求だけを守るのにも大変になってしまう。私達自営業者だって人ゴトでは無いんですね。お金が無いから飲みに行かないよ。家電製品買い替えは先延ばし。食費きりつめ。外食はなるべくしない。これでは、大きな市場である個人消費が切り詰められてしまう。
過労死が増えるかもしれない。不健康の方が確実に増えますね。今の時点で、「久しぶりですね。調子よかったんでしょう。」と久しぶりの方と話すと、いいえ来たかったんですが忙しくて。」ということが多々あるんです。これが、際限ない残業で痛めつけられたら・・・。私達の生活もままならぬ状況が!国民全体が大変になる。
「美しい国」を本当に目指す国なんですかね?そうか!きっと私達庶民と「美しい」というものの捉え方が違うんですね。不健康だらけの国ですね。
来年の通常国会でホワイトカラー・エグゼンプションの法案が提出されると言うことです。これは、許すと、私達の生活を破壊されてしまうという気がします。怒っています。怒りつづけます。怒らないと、廃案にはなりません。怒るとストレスが溜まりますと普段は言っていますが、この場合は庶民同士は仲良くニコニコ、こんなこと考える経団連や政府にはプンプンでいきましょうね。