主権者とはなにか学校で習わなかったのですか・・・安倍さん
今朝の朝日新聞の一面に、昨日国会前を中心に全国で開かれた安全保障関連法案に反対する記事が載っています。
「国会前埋め尽くす『反対』」の見出しが国民の意思を伝えます。
各新聞の世論調査でも、「安全保障法案に反対」が読売55%、東京58.2%、「今国会で成立させる必要がない」が朝日で65%、「安倍政権が国民に法案を十分に説明していると思わない」が東京で81.1%という結果が出ています。
ということは、多くの国民がこの法案に疑問を持ち十分説明を受け、議論する必要があると思っているということです。そのためには今国会で成立を急ぐことはおかしいと思っているということですよね。
安倍首相は国民が理解できてないから・・・というようなことを言いますが、私たちだって学校で憲法の三原則などを勉強してきましたし、現在の繁栄は平和憲法が存在して、70年間戦争をすることなく平和であったことくらいわかります。国民がわからないというなら、日本弁護士会や多くの憲法学者や法律に関係しておられた方々が「違憲」だと声をあげられておられるということをどう思っているのか・・・・。
日本の主権者は国民ですよ。主権者が疑問を持ち「違憲」だと思っている安全保障関連法案を引き続き論議し、強行採決もほのめかすなど許されないことです。だいたい、日本で論議すべき法律をアメリカの議会で8月に成立させると演説するなど主権者をないがしろににしていることは許されません。
集団的自衛権で日本が戦争に巻き込まれる危険性があることは多くの報道で明らかになっています。
日本がどうのこうの言っているが、安倍政権が推し進めているのはアメリカの戦争に協力させられていく属国になることではないのかと思います。
さまざまな考え方や意見もあるでしょうが、多くの国民の思うところは安全保障関連法案ではなく戦争法案なのだろうということと、この国会で成立なんておかしいということでしょう。廃案にすべきだと私は思います。
仕事でなかなか集会にも参加できませんが、国民の声を大きくして世界平和に貢献する日本を作りましょう。武力で威嚇して平和は守れないということ、戦争で平和にはならないということを大きな大きな犠牲を払って学んできたんです。ここで、戦争をする国を許すことが無いようにしていきましょう!!!!