休むのはいけないこと?

来院していただく方で子供のころからスポーツをやっていたという方々がおられます。こういう方で休むことは良くないと思い込んでいる方がおられます。

チームでやるスポーツでは休むと迷惑をかけるとか、上達しないとかの思い込みがあるのだそうです。それが、大人になっても休むことに罪悪感を持ってしまう。トラウマになっているようです。

休まずに続けてひどい状態になれば、人にかける迷惑が大きくなってしまう練習を休む時間も長くなってしまいますね。疲れ過ぎには良いことはないですね。

子供や学校のスポーツ指導者のみなさん無理をさせて子供をつぶさないでほしいですね。小学校の時にバスケットをしていて血尿が出て練習を休むように言われても休めなかった(本人も休むことが嫌だった)ということで、医師が監督に診断書と手紙を書いてくれたという方がおられました。

こういう状態は異常ですね。私がスポーツができない人間だからそう思うのかもしれません。しかし、子供たちの将来を考えたら休んで自分の体を調整することを教えることの方が大切だと思います。

子供たちのスポーツの指導をされておられる方々、苦痛を与えながら伸びることはないと思うんですよ。積極的に休養することの大切さを是非身につけさせてくださいね。

明日は『爽快さんがゆく』の更新日です