何回で治るのか?
よくあることですが、「腰椎の椎間板ヘルニアは何回の治療で治りますか?」といった質問を受けます。実は、このような質問は答えにくい問題なんです。
まず、医師ではないから「椎間板ヘルニア」などと診断は出来ないことは当たり前のことです。また治療というのは、私たち民間療法に携わるものは許されてません。自分の持った技術で施術すると表現するし、治療とは呼ばないようにしています。「前に行っていた整体院の先生は治療て言ってましたよ。」ということも言われますが法的に許されないんですよ。
爽快館のお手製パンフレットをはじめニュース類全て施術と表現してますし、皆さん施術で理解していただいてます。
では、椎間板ヘルニアはどうなるかですが、痛みという「症状」は取れていきます。私が、開業してすぐ不慣れな頃に施術した現在30歳の青年は、半年くらい通院しました。その後、東京に就職して2度ほど帰ってきたときに施術しました。今年3月に帰省した折、数年ぶりに挨拶に見えて今では腰痛はないということです。10年間ひどい症状は出てないんです。
これで椎間板ヘルニアが治ったかどうかは分かりませんが、明らかに症状は消え去っています。椎間板ヘルニアは椎間板の髄核のゲル状の物質が椎間板の亀裂から出てきて固まり神経を刺激して起こるものです。
筋肉を緩め骨格を整え、神経がヘルニアに触れなくなると痛みが消失するというわけです。だから、椎間板ヘルニアが治ったということではないが、問題となる座骨神経痛は消えてゆくということです。(腰の筋肉が緩み痛みがなくなってくると椎間板のヘルニアが自然に消えていくという症例もお聞きします)
ご理解して、いただくのには苦労します。でも正確に物事をお伝えすることこそ大切だと思っています。
「椎間板ヘルニアは治ります。」とか「治療」とか「整体マッサージ」とか言う言葉を人が使おうと何としようと、私はこのような法的に許されていない言葉を使わず、正確に施術の特徴をお伝えできるしお伝えしたいと思っているんですよ。
*「マッサージ」はマッサージ師にしか許されていません。私は「マッサージ」はやりません。もっと筋肉を緩める方法も作り出したので必要ありません。「整体マッサージ」などという変な言葉をマッサージ師でもない整体師の方が看板に書いたり、フット・マッサージとか言ったりもしています。これらは、マッサージ師にしか使えないのですが・・・・。