便利な言葉・・好転反応

 先日来院された方と話をしていると、「これまでいろいろな整体院・整骨院・針灸などに通ったのですが、よく言われた言葉が好転反応でした」ということです。
 「ウ~ン、そうか・・・・便利な言葉だな」と思いました。
 施術をして翌日以前よりも悪くなっているような・・・これを施術を受けたところに行って話すと「ああ、それは好転反応だから(^O^)これから良くなるということですよ」と自信ありげにおっしゃる。そうか、良かった・・・でも、何度行っても好転しないヽ(`Д´)ノ 先生は本当はドキドキものでしょう。でも、来院させるテクニックは抜群だということでしょうね。
 痛みが増したりするということは、ちゃんと患部が変化していることとは関係ないことです。刺激が強すぎたり間違った施術をされているということだと思うんですよ。

 爽快館の施術を受けた方は、施術後に痛みが減っているということを実感されます。それから3日後に更に軽くなることを実感される方が多いようです。「ようです」というのは、私が私の施術を受けたことがないので、爽快館に来院させる方々の言葉をそのまま書いているということです (*^^)v
 
 好転反応など都合のよいというか、便利な言葉には注意が必要だと思うというのが話の結論でした。
 そうです、私は好転反応なんていう言葉は使いませんよ (^_^)ノ 
 確かに翌日軽い痛みが出ることはたまにあります。しかし、1日もすればス~ッと取れてしまいますので、軽い痛みが出そうな方にはそのことは伝えしておきますよ。ちゃんと痛みが出る理由がありますので説明できるのです。それで、信頼関係ができると思っています。

 もう一つ、強く筋肉を揉んだ時に起こる「揉みこわり」とかいう痛みですが、これは強い刺激で筋肉が傷ついているということです。揉みこわりが出たら、もう一度揉んでもらったらよくなるとかいう方がおられますが、これは筋肉が傷ついているということです。続ければ、筋肉がカチカチになり、痛みを感じなくなります。その時は痛みに耐えようと脳内ホルモンが出て快感を醸し出す。「強く揉んでもらわんと効かん」とか言い出すようになります。これは、危険な状態ですよ(怖)
 ウ~ン、刺激を入れすぎて痛みを出させた人間が更にもう一度の来院をさせているということですね。

今日の『爽快さんがゆく』は「まだまだ実るミニトマト」です