動きが良ければ

 原土井病院の操体法研究会の日でした。
 以前、青葉養生塾に見えておられたMさんが、ご夫婦で参加されました。
 ご主人が、体の動きが悪くなっているということで、奥様と二人で操体法を覚えて自宅で続けたいということです。
 最初に基本運動である『般若身経』をやってみます。やっているうちにMさんの動きが少しづつ大きくなってきました。そこで、今度は二人で操体法の型を4種類やってみました。指揺らしも毎日続けてくださいということで覚えていただきました。
 そこで、椅子からの立ち上がりの練習をと思い「Mさん立ち上がりましょう」と促すと、何も考えずMさんはスーッと立ち上がられました。先ほどまであちこちに摑まりながらだったのが・・・!
 みんな驚きでした。無理にああだ、こうだ、と鍛えたりストレッチしたりするより、操体法で全身のバランスを整え動きやすい状態を作ることが大切だということを再認識しました。
 Mさん、自宅でも操体法を続けると張り切っておられますよ!!

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