南極に異変

 今日の朝日新聞の一面に、むき出しの岩の前に赤っぽい色と緑色に染まった大地の上をペンギンが歩く姿が写った写真が掲載されています。
 「茂る藻類、氷河を染める」の小見出しが。なんと、南極の気温が半世紀で2.8度上昇しているということです。気温の上昇に伴って南極半島(南アメリカ大陸の方に延びた半島)には藻類が繁殖し始め大地を染めているということです。生態系にも変化が出てきているようです。
 西日本新聞の一面には「九州亜熱帯化の危機」という記事が。鹿児島の海に赤道付近で分布するはずの海藻が繁殖している。今後、農作物は高温にさらされ様々な障害が拡がることが予想される。さらに、病原体を運ぶ生物も北上していると指摘しています。 
 「地球の温暖化が進んでいる」「私たちの住む地球が危機にさらされている」。人間が招いた事態です。さまざまな異変を事細かく分析し、私たちに知らせてもらい、個人でできること、自治体でやるべき事、企業がやるべきこと、政府がやるべきこと、さまざまな国と協力してやるべきことを具体的に提案していくことが必要と思います。
 子供や孫に、きれいで住みよい地球を残さなければならないですね!
 

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