危険な飲み合わせ

 健康食品は薬ではないので安心だという話をよく聞きます。しかし、体に合う合わないということがあります。例えば、朝鮮人参、これは中国医学では陰性体質の方にすすめるものです。寒がり痩せの体質の方は元気になる。あの痩せた人が元気になるのだからと陽性の体質の方が飲んでもあまり変わらない。体質の見極めが必要なんですね。
 漢方薬の原料を見ると、蜜柑の皮であったり、生姜であったり、ハブ茶であったりですがすべて漢方薬としての名前を持っています。中国医学では体質を見極めながら、それに合った材料を調合しています。効き目の速さを調整したりするものなど組み合わせがあるそうです。ドクダミを常習してる方もいますが、これも体質によって問題が起きることがあると聞きました。ウコンを飲み続けていた方に、心臓の調子が悪いという方がおられます。ウコンをやめたら調子がよくなります。(私の知り合いで3名いました。いまはやめて調子がよくなっています。)
 このように体質をちゃんと見極めなければ危険なことが現実にあるんですね。
 ドクダミは飲み続けると良くないというのはドクダミ茶をうっているお茶屋さんに教えていただきました。このようにちゃんとした知識を持って販売する方ばかりだと良いのですが、商売が先立つ人たちもいますので「ご用心」ですよ。
 ネットワーク・ビジネスに誘われて、その勉強会であるサプリメントで下痢を起こした方のことを話したら注意されました。そんなこというと駄目だそうでして・・・。でも、このようなことはみんなの共通の認識にしていかなければ、サプリメント飲んだら不健康になりましたと言われて信用がなくなります。ということで、慎重にサプリメントは扱うようにしています。(勿論ネットワークビジネスはやめました。)
 健康食品で、薬との相性が悪いものがあります。西洋オトギリソウ(セントジョーンズワート)は30種の薬と相性が悪いということです。ネットワークビジネスしている方に、このことを話したら、「自分の扱っているのは研究されてつくられているのでそんなことは無い。現に、問題は起こってない。」と言われました。知識がないと言うことは、大胆になれる・・・こわいですね。
 こうした薬との併用の問題を健康雑誌の「わかさ」12月号が取り上げてくれました。是非、見てください。自然なものだから安心ではないのです。販売する方も、危険ではないと思い込んでいることも多くあります。高いサプリメントを買わされて体調を崩すことが無いようにしたいですね。
整体の爽快館のホームページ

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