卵の食べ過ぎとコレステロールの関係

 『週刊 朝日』に「コレステロール上昇の誤解 卵は食べてよし! 『1日1個だけ』はもう古い」というケタタマシイ表題の記事がありました。
 そうですそうです、最近よくテレビや雑誌でも取り上げられている「今の医学では卵は何個食べていいということになっている」とかの記事です。
 卵によりコレステロール値が上がるという根拠になっていたのは、1913年にロシアで行われたウサギに卵を食べさせ続ける実験の結果、血中コレステロールの値が上昇し動脈硬化を引き起こしたということだということです。草食動物に普通食べない卵を大量に与えれば動脈硬化も起こるでしょうに・・・と普通考えるのですが、これを実験のデーターが示していると根拠にしていたというのには驚きです。
 お医者さんたちが、卵の食べ過ぎはダメと言い続けていた根拠がこれだとは・・・・これまで、だれも根拠となった実験に考えが及ばなかったのですかね。
 まあ、いまこうして卵とコレステロールの関係が明らかにされたのは良かった。でも、まだまだ、根拠のあやふやなものがあるのではないかと疑いたくなりますね。
 さまざまな健康情報で、医師により受け止め方が全然違うものも多いですね。それを数人の医師に意見を述べさせるなどというテレビ番組もありますね。
 私たちにとって何がよいのか、健康情報を鵜呑みにせず注意深く見ていく必要があるようですね。
 
今日の『爽快さんがゆく』は「今年もツバメのヒナが誕生」です。