原始感覚ですね!

 毎朝、畑の野菜に水を与えるのが日課となっています。上半身裸になって井戸水を昔ながらの手押しポンプでジョウロに汲んでまく。このときの快さは格別です。気分もおっとりとしてきます。自然の中で、自然と向き合い、自然の法則に則って作物を育てる。この感覚は、人間にとって大切なものだと感じます。
 この感覚に色々な頭で考えたものを付け加えてはならない!快さを味わうこと、そのことを喜ぶだけです。原始からの人間はこうした喜びを持ったことでしょう。
 休みの日の朝は、畑で30分くらい座り込んで瞑想というか、お日様を浴びて座り込んでみます。これもまた快い。自然の中だと何をやっても快いし、生きていることにありがたさを感じるだけで、その意味を無理につけたような生きがいなどいらなくなってしまいます。
 「快さ」、この原始的感覚は、生命維持の基本であるのでしょう。自然に帰ることの楽しさを忘れたくないし、忘れては生物である人間を放棄することと思えてきました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です