原発直下に断層

 なんと柏崎刈羽原発は断層の上に立っているということです。気が付かなかったということでは済まないですね。
 今日の西日本新聞夕刊によると、「柏崎刈羽原発1号機の設置許可をめぐり、周辺住民が国の許可処分取り消しを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は2005年、活断層が周辺に存在するとの原告側の主張を『原告側が主張する活断層はそれ自体、断層ですらないもので、地震の原因にならない』と退けていた。」ということです。活断層の存在が、裁判で問題になりそれが退けられていたということは大きな問題です。何故ちゃんと調査がされていなかったのか。そして今、「東電も『余震分布をみて、活断層が原発の直下にあることを認識した』と認めた。」そうです。
 あまりにも、原発の安全神話が信じられすぎていたようです。それで、調査もズサンだったのでしょう。裁判では周辺住民が活断層の存在を指摘しているのですからもっと真剣に調査されるべきだった。昨日の報道での様々なトラブルを考えれば決して安全ではないですね。
 先ほどの『報道ステーション』では、IAEAが原発内での消防隊の設置と訓練の必要性を勧告していたということです。これがなされてないということですね。恐怖です。

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