同感です!私も夢見る!

 『気楽体からだ道場』宮城英男著(BAB出版)を読んでいて、嬉しくなりました。私が日ごろ考えていて作りたかったネット・ワークの考え方をうまくまとめてあったんです。
 実は、1月に開いた操体法の「交流会」も、このネットワークの第一歩と位置づけているんです(ネットワーク・ビジネスではありませんぞ!!操体法を学ぶ者のつながりということです)。
 ということで、どのような文章かご紹介しますね。
「さて、この《緩》や《動》の領域は、身体と仲良く愛し合おうと願う限り、無限の工夫が可能となる世界であろう。この動作は一体どう工夫すればもっと楽にやれるか?折に触れ、それぞれに研究し、得られた知恵はどしどし公開研鑽し合って、みんなでワイワイ楽しむべき世界かと思う。
 考えてみれば、この種の知恵こそ、本来、大勢が寄り合って互いに高め合うべき、関係性のカナメとなるものであるはずだろう?人が集い、難問が持ち寄られれば、自然、ここがもてる以上の知恵もまた湧き出して来よう。場の持つ力こそ、大きい。
 いつか、そうした場があちこちにでき、皆がにぎやかに楽しみながら、一人一人が豊かになり、と、そんなネット・ワークを、うっすら夢見て入るのだが・・・・・。」(『気楽体からだ道場』P221より引用)
 実に、ものの見事に、私がやりたいことを言い表してくれている。嬉しくなってしまいました。
 私がやっていこうとしている操体法の交流会は、私が何かを教えるという場でなく(参加者は一応、私の基礎的な操体法教室を受講済み)それぞれの体験や工夫を交流したり、疑問があればみんなの頭を寄せ集め知恵を出し合い解決する場なのです。ここで、様々な拡がり深まりを操体法が始めれば・・・と思うのであります。
 1月は、実際に使うなら出会うであろう問題を考慮した復習という形でやりましたが、少しづつ皆さんの知恵を出し合い疑問をみんなで解決するということができたらと思っています。私が話すより、こちらの方がどれだけ面白いだろうか!(決して私の操体法教室のレベルが低いということでなく、確実に使える操体法をお伝えしていると思っています。だから、みんな工夫し深めることができると信じているんですよ。)
 これまでの爽快館のセミナーの参加者は、気功家・アロマテラピスト・柔道整復師・鍼灸師・介護士・臨床心理士・看護士・医師等と様々な身体を扱う専門家から一般の方まで幅が広いんです。今後それぞれの体験や疑問を持ち寄れば、どれだけ面白いやら。
 「うっすら夢見」ず、具体的にみんなで楽しみたいと思っているのであります。
 臨床心理士のIさんは爽快館で学んだものを現場で役立てておられるということを聞かせてくださいます。気功の先生は、道場でみんなで操体やってるそうです。介護士の方も現場でも使っている。私の尊敬する医師も気功とあわせて使っておられる。それぞれが現場での使用にはそれぞれの方の様々な工夫があると思います。
 今度は7月に交流会をやろうと思っているんです。ワクワクですね!!

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