外出控えて認知症に
今朝の朝日新聞に「外出控え?3割が認知機能低下 筑波大教授、60歳以上調査」という記事が載っていました。
ウウ、60歳を過ぎて7年もたつ私にとってはショッキングな記事。筑波大の久野教授(健康政策)の調査ということで、昨年11月時点で60歳以上の3割近くに認知機能の低下が見られたということです。5月に比べて2倍に増えていたということです。北海道・埼玉県・京都府の5市町村に住む60歳以上の方々4700人に郵送でやった調査だということです。外出や運動習慣、物忘れが気になるかなどを選択式で調べたということです。
この回答を分析し、コロナ前より認知機能の低下があると判断された人が11月時点で27%に当たる1300人、5月の調査では13%の低下だったそうです。割合は2.1倍増ですね。運動不足や会話の減少が脳への刺激が減ることになったことで心身に悪い影響があったとみられているそうです。
う~ん、これは予想される結果ではあると思いますが、調査が面談の上に行われたのではなく郵送の文書への回答という形で行われたということで正確な回答者の状況が出ているのかと思ってしまいます。私もこういう調査票が回ってきたら最近物忘れがひどいと書き込んでしまうと思います。相手の顔を観ながらということが大切ではないかと思うのですが・・・ええ、私は研究者じゃないので研究者さんの考えは別にあるのでしょうが。
それより7割の影響がない方々の生活がどういうものであったのかが興味津々です。このような差が生まれるのはなぜかですね。60歳を過ぎてもうすぐ70歳という爺にはそういうことの方が大切です。
何より、運動が脳を活性化させると思うのが整体を生業とする爺の考えることです。外出控えが原因とするより外出が減っても認知機能が落ちない生活を研究してほしいですね。まあ、これから研究される方も出て来られるでしょうが・・・。
今日の『爽快さんがゆく』は「脚を鍛えるには・・・」です