大飯原発再稼動は驚きです
電力不足ということで大飯原発の再稼動を野田総理は打ち出しました。
関西広域連合は「限定的なものとして適切な判断をされるよう求める」という声明を出し再稼動を容認しました。これを受けて野田総理は再稼動を決めたということです。
安全性への疑問を投げかけていた広域連合が、どういう形でも容認するということが不思議ですね。「期間限定」とか言われるが、政府には時間限定の考えも無いようです。なし崩し的に大きな力に押し切られた感じがしてきます。
原発を稼動させずに夏を越したら、反原発の声が益々大きくなることに対する対策ではないかと思いたくなりますね。電力は何とか足りそうだということを多くの雑誌が書いています。どうやら足りそうだというのが実情ではないのか・・・・。これに関して今朝の朝日新聞の『耕論』に世論調査の記事があります。「政府や電力会社の電力需給見通し信用しない」という回答が66%もあるんです。テレビでニュースを見ていても、コロコロ変わるし信じられませんね。
菅前総理は脱原発を目指していたが、それも民主党政権の方向は変わってしまったようですね。脱原発を打ち出し、その上で電力需給をどうして行くかを考えなければ安心して暮らせませんよね。
どうしようもない危険なものが日本中にあるんですから。いかに危険かは3・11で私達は知りました。活断層の上にある原発も存在し、玄海原発は圧力容器に問題があるということだし・・・。事故が起こったときの避難を考えるより稼動させないことの方が大切です。汚染された地域は人が住めなくなって住民は暮らしを破壊されてしまうんです。放射能は日本中を覆うんです。
先ほどの世論調査の記事に「野田内閣の大飯原発再稼動妥当との判断に反対」が55%、「賛成」が28%と出ています。国民の不安を無視して、進められる再稼動は容認できないですね(怒)。
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