宝田明さんの講演(憲法記念日のつどい)


 今日は憲法記念日です。1947年の5月3日に日本国憲法が施行されたのを記念して作られた祝日です。日本国憲法の施行を記念した祝日があるということは、日本国の国民に受け入れられて歓迎されたということですよね。
 私は、日本国憲法に誇りを持った人々がたくさんいたことを感じて育ちました。そして、今朝の朝日新聞を見ると、「改憲不要55%必要37%  本社世論調査9条改正反対68%」の記事が掲載されています。
 
 今日は仕事は休みで、日本国憲法について考えていかなければと思い『憲法記念日のつどい』に参加し、俳優の宝田明さんの講演を聞きました。宝田明さんは満州でソ連兵の銃撃をうけ負傷、いまだに天気が悪い日など痛むということです。そして、満州から逃れ日本に帰る途中に子供を現地の人に預けて帰ってきた人々などの状況など、私たち前の世代の日本人が経験した悲しい出来事を話していただきました。そして、日本人は被害者であるというだけでなく加害者でもあったということです。
 こうした戦争への体験から、私の父や母の世代は日本国憲法を守ってきたのだと思います。
 情勢は変わっています。しかし、平和を求める気持ちを変えることはできないし、外国が起こす戦争に一緒に参戦する道を開くことでは平和にならないのでは・・・・。
 国民の多くは憲法を変えていくことに大きな疑問を持っているんです。
 

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