専門家の声を聴け

 久しぶりに「TVタックル」を見ました。
 今日は、食の安全についての議論が繰り広げられました。
 消費期限・賞味期限の問題から中国からの輸入食品の問題。食糧の自給の問題まで様々な見解を聞くことができました。
 ちょっと驚いたのは、消費期限は短めに設定されていて期限が来たら廃棄されるのを期待するようなものに設定されているということです。
 中国からの輸入されているウナギなど、薬品付けの状態のようです。
 日本農業の問題は深刻です。自給率が極めて低い。農業をやっていても食えないということで農業からは離れる人や、子供に継がせられない人も。
 ヨーロッパでは、生産者の生活できるよう生産者には価格保障がなされているということでした。
 日本では農業で食べていくことができないということです。「民主党」が提出した法案をめぐって「自民党」議論が盛り上がりました。しかし、議論しても深まり農民の生活の改善、日本農業の改善には結びつかないようです。政策が、農業に従事されておられる農民の声が反映されているということではないのですから。あくまでも様々な知識から生み出される政策であるような気がします。
 何故、専門家といえば学者なのでしょうか?
 農業の専門家といえば農民です。農業再生はこの農民が生活できること。机上の理論で生活できるできない論ずるより、何故現状では生活できないか、どうすれば生活できる農業をできるか農民の声を反映することが必要と思います。
 政党のマニフェストが、具体性を持つのは現場の声を反映した時です。政治への様々な形での国民の参加がこの国を変えていく基礎となります。国民をどう政治に参加させるか、これが民主主義の出発点だと思います。どうでしょうか?

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