年金の被保険者記録

 昨日の続きです。
 今日、3時からの患者さんのキャンセルで時間ができたので社会保険事務所へ行ってきました。
 人の多いことに驚きです。10人待ちで1時間と貼りだされてますから、自分の整理番号からいくと3時間待ちの状態です。時間の余裕はギリギリです。もし遅くなりそうなら切り上げて帰らなければ・・・・。とにかく待たなければ仕方ないですね。
 総合受付の前で偶然知り合いと会い、「何しようとですか?」と問われました。「厚生年金の記録がないという通知が来たんですよ。」「エー、本当ですか!それは大事(おおごと)ですよ。」「照会票を送ってくれて言われたけど、顔を見ながら話さんと信用できんて言うて社会保険事務所にきたとですよ。」「そらそうたい。」と応えられます。これには総合受付の女性職員も同情の表情です。そこで、分かれて待つこと2時間で番号を呼ばれました。3時間の予定がが2時間で終わったのは、みなさん待ちくたびれたり用があったりで帰られたのでしょう。番号を呼ばれてもいない方が多かった。
 ここで、「受給者されてる方が優先です。お帰りください。」とか言われると、『ねんきん特別便専用ダイヤル』のHさんが言ってたから、社会保険事務所に行ってくれと言われたいきさつを説明して・・・興奮せずに話さないかん、とか思っていました。
 ところが、Hさんの説明と全く違う。「厚生年金が全く支払われてないことになっているのですが・・・」で、別にいきさつなど説明しなくていいし、帰れなんて言われないしとても親切な態度です。2時間待って帰れなんて言われれば「公務員のあり方を考えろ!」と叫びますよね。
 応対してくれた親切そうな職員の方は、年金手帳と厚生年金保険被保険者証を見て、今回の厚生年金の加入履歴が記載されてない理由について、直ぐに説明してくださいました。「厚生年金と国民年金が統合されたときの手続きがされてないのでこうなっていました。ご迷惑をおかけしました。直ぐに手続きをします。そうすると、厚生年金の記録が出てくるはずです。」ということで、2分後には私の記憶とぴったりの『被保険者記録照会回答票』が出てきました。
 Hさんの話によれば照会の状況などは知らせないということでしたが、ちゃんと知らせるようになっています。まわりの方にも「後日お知らせします。」という話が聞こえてきます。Hさん話が全く違うではないか!!
 また、「無年金になってしまうではないか。」と言えば「そうなりますね。何とかご迷惑をかけないように・・・」とか言って人を不安に落としこめて(怒)。本来なら、Hさんが「手続きが不備で記載されてない可能性もありますので、社会保険事務所で確認されたらすぐにわかりますよ。」と言うべきでしょ。
 社会保険事務所で『ねんきん特別便』の記載に漏れがあったという報告書を受け付けていただきました。ほぉーっとしました。昨日は、老後の困窮した姿が浮かびました。私の年金はたいした額にはなりませんが無ければ困りますもの!
 『ねんきん特別便専用ダイヤル』の担当者は、もっとしっかりと社会保険事務所の仕事や年金について理解した人を配置しないと大変なことになりますよ!(怒怒怒・・・)
 参議院選挙のときは当時の安倍首相は、早期に年金の問題は片付けるなんていっていたのを思い出します。本当に口だけでしたね。私たちの老後の生活の問題を本気で考えていかなければと思いました。

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