必要な対策はいかに原発をなくすか

 玄海原発での事故を想定した避難訓練などが訓練が糸島市などで行われているという報道を耳にしています。地方自治体も福島の経験から早急な非難などを実施すべく訓練をやっているということでしょう。
 ということは、自治体もいまさら原発の事故は起こりえないなどと言えないということですよね。その可能性は十分にあるからこそ避難訓練がされている。学校の火事の避難訓練も、ほとんどないことだが、もしものために行うんですよね。起こる可能性があるという認識です。
 そういうことで、今月11日に福岡市は10月に、玄海原発の事故を想定した初めての原子力防災訓練を計画しているということです(西日本新聞経済電子版7月11日10時53分配信)。   
 この訓練は、福岡市民が避難することを想定しています。福岡市の防災・危機管理部は「訓練は一回限りではなく、避難対象区域を変えながら繰り返し行い、不測の事態に備えたい」とのコメントを出しています。
 でも、本当に事故が起こったときの対応は避難だけではすみませんよね。避難者の生活を確保すること、糸島から福岡市西部の農業・漁業は壊滅状態になるでしょう。福岡市の東区だって安全とは言えないし、さまざまな風評被害も想定される。もう、経済がガタガタ・・・九州の経済、日本の経済がガタガタに・・・。
 原発事故が想定されるなら、原発をなくしていくことこそ第一に考えるべき対策だと思うのですが・・・・どうでしょう?
 ドイツは福島に学んで原発をなくそうとしていると聞きます。反対に日本では、あれだけの事故を起こし、その処理も終わらないままに原発を輸出しようとしている。おかしなことですよね。
 玄海原発で事故が起こったらの対策ではなく、起こらないように原発をなくしていくという対策の方が現実的であり、もっとも安全に地域住民を守ることが出来るのではないでしょうか。

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