想定が甘くいい加減だ!
昨日の夜10時頃、柏崎刈羽原発で放射能を含む水漏れがあったということを東京電力が発表しました。
「揺れが設計時の想定外」であったということです。昨日から今日のニュースなどを見ていると、この周辺はこれまで大規模な地震がかなり多い地域だということです。1964年新潟地震・2004年新潟中越地震・2007年3月能登半島地震、今回の地震が私が知る地震ですが、これ以前にもいくつもの大型の地震が発生しているということです。まさに地震地帯です。地震国の日本の中の地震地帯ですね。ここにある原発が、震度6強の地震の揺れが「想定外」とはどういうことかと目や耳を疑いました。
震源の活断層は考慮されていなかったということです。どんな調査をしてどの程度の耐震性で設計されているのかはなはだ疑問ですね。「安全性が確認されるまで原子炉は停止することになる」ということですが、徹底的に安全を確認することは当然のことと思います。
能登半島沖地震では、北陸電力志賀原発で使用済み核燃料貯蔵プールから放射性物質を含んだ水45リットルが飛散しています。地震による原発での連続の事故ですね。
これまでの隠蔽体質を改め、原発の耐震性について国民に全てを明らかにしてもらいたいものです。そして、今後の原発建設については国民・住民の安全を第一に考え慎重に検討することが必要です。
放射能による環境や人体への影響は計りしれないものがあることを忘れないように!