我々が未来を選ぶ

 いくつか、ショッキングな訂正が発生してしまいました。私の認識の甘さ、反省の至り・・・。
 今日放送された「ニュース23」の元アメリカ大統領候補ゴア氏を招いての特別番組を見て驚きました。ブログ上で「太陰暦で生活すれば・・・」と書いていました。農業をしてる方が暦(農業をやってる人は太陰暦を使う)を参考にしているが、温暖化の影響であてにならなくなっているというのです。もうひとつ、子どもや孫達の時代にさまざまな影響が出てくると思っていたら、もう異常気象の影響で洪水・暴風などで生活を脅かされている実態があるということです。昨年の宮崎の洪水や北海道の竜巻は温暖化の影響ですね。現在進行している温暖化のさまざまな影響を正しく認識しなければならないですね。
 温暖化による気象変化で起こる事は、海水面の上昇や異常気象は勿論のこと(これで私の住む西戸崎・大岳は確実に地図から消えます)、農作物の生育分布が変わってしまう事による食料危機。干ばつによる家畜の死滅。生態系の変化・熱帯性の伝染病の世界的な拡がり等々。確実に人類の危機が進行している現実があります。今日の特別番組で良く分かりました。
 ゴア氏が訴えるには、「我々が未来を選ぶ時は今です。」ということです。地球の滅亡か、明るい未来か今なら選べる!!
 今日から、私達が環境問題に関心を持ち、生活、企業の活動を見つめること、問題があれば改善させることが大切です。私達がレジ袋1枚を節約させても確実に二酸化炭素は微量ながら排出を減らせられるということです。それが分かると、車のアイドリングをしない、雨水を利用する、こまめに電気を消す、エアコンをなるべく使わない、などやれることはたくさんある事に気づくことができます。こうした意識が国民全体に広がれば、工場も二酸化炭素を出す量を減らす努力を始めざるを得ない。政治家も当選するには、環境問題の政策を掲げないと当選しなくなる。世界中でこうした意識が高まれば、アメリカも京都議定書の拒否を続けることが困難になる。世界の二酸化炭素排出量の25%を排出するアメリカでも大統領がよりよい政策を出し実行する可能性が出てくる。
 不安になりますが、まずはハチドリのひとしずくから。これが大きく拡がり環境にいい影響が出ることは夢では無い気がします。ゴア氏もこうした事を確信するので講演を続けられるのだと思います。
 「2007年が地球環境の改善の第一歩だった」と私たちの孫達が誇れるようにしたいですね!!

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