戦争の犠牲者の救済もしないで

 昨日NHK Eテレで『空襲被害者たちの戦後 未公開フィルムはかたる』という番組をやっていました。観たのが終わりの方を一寸だけでしたが考えさせられました。
 空襲で被害にあった一般の国民は何の補償も無いままなんですね。大火傷を負って顔がケロイドになったり、脚を切断したり、家を失ったりと大きな損害をこうむりながら何の補償も無い。軍隊や軍属は、国との雇用関係が有ったということで補償されるが国民までは出来ないということです。
 番組では、原爆の被爆は補償されているがとされていましたが、これすら十分なものではないようです。
 つまり、やられ損ですよね。国の方針で戦争に突入して、国民は動員されさまざまな被害を受けています。被害を受けたら受けたものが損をするというような状態なのです。これが許されていいのでしょうか!
 

 戦後、日本の国民があの戦争からの反省から戦争をしない国つくりを進めてきたことの意義をもう一度考え、多くの戦争犠牲者への補償の問題も考えていかなければならないと思うんです。
 また、戦争で亡くなった方々の冥福を祈るということは、「あなた方のような犠牲者を二度と出さない」という思うことですよね。また、アジアの諸国に大きな被害をもたらしたことも忘れてはならないと思います。
 戦争を知らない世代で、満州国の閣僚だった祖父を持つ総理は国民の平和の願いなど聞こえないのではと思うことが多くなっています。
 ここで日本国憲法の平和主義ということを再度噛み締めなければならないと、昨日のテレビ番組を観て思いました。

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