操体法が何故短時間で
爽快館の「操体法の講座」で、操体法が何故3時間くらいで身に付くのかと疑問を持つ方も多いですね。他の講座は、月に1回で6ヶ月とかやっておられますからね。
爽快館の講座では、ひとつひとつの症状を取り去る操法を数多く覚えるということではありません。いくつかの基本の操法をやることで腰が整い、腰痛が消えていく、腰が整えば肩も緩み始めるという具合に、全身のゆがみを取ることが大切だと考えているのです。極端な話ですが、連動した動きが理解でき体で実践できればひとつの操法で多くの不調を解消できるということです。○○にはこの操法ということでなく、全身の歪みを解消することが操体法の大切なことだと思っているのですよ。
全身整えば全身楽になる。基本の操法がちゃんとできるように覚えていただくことが大事なんです。いくつも操法を習ったがうまくできないという方を見かけます。原理を理解していただけばさまざま応用でき、工夫すること、体の連動を誘導することでいくつもの動きを作り出せるのです。武術(八光流柔術の考えに近いと思います)の基本の型と同じですね。基本が分かり応用の仕方が分かれば、さまざまな相手と立ち向かえるのです!!
いくつかの覚えた動きを日常的に実践していくことで、ゆがみが再発しないようにする。このことで、操体法は私たちの健康維持に大きく役立つものになります。橋本敬三先生は体を整え健康に生きるために「死ぬ前日まで続けるように」と説いておられます。
施術を職業にしておられる方も、基本的な考えを分かりやすく、私の経験もお伝えするので、「ああ、こういうことだったんですね!」と理解を深められ、毎日の仕事に役立てておられます。
私が、職業として施術に応用される方にお願いしているのは、工夫すること自分で考えることです。自分で抵抗のかけ方、連動した動きの誘導の仕方など工夫しなければ身に付かないものです。こうした、工夫や経験を持ち寄った交流会・復習会を開いてみんなで深めていくことを今後も続けたいと思っています。勿論、分からないことがあれば質問も受け付けています。
これまで、いろんな所で指導してきましたが、3時間の講座で学び健康法として続けておられる方、介護の仕事に役立てられておられる方、プロの方で仕事に役立てられておられる方がたくさんおられます。理解されるよう指導していますので是非学んでください。
私の施術の合間を縫ってやっていますので、数週間前から予約いただいています。まずはお問いあわせご相談を。