整体にも色々ある
よく、おいでいただいた患者さんから、こんな軽い刺激で筋肉が緩むなんて初めてだ。「なんという療法ですか。」と尋ねられます。爽快館の施術は、操体法やオステオパシーをベースにした療法で行っています。
操体法は、痛みが無い方向・動かしやすい方向に動かし、その動きに軽い抵抗をかけて、全身に広がる筋肉の連動による快さを感じ、脱力するというような療法です。オステオパシーには、様々な調整法がありますが、爽快館では、ストレイン・カウンター・ストレインという痛みが消える体位を90秒持続させるというような療法や頭蓋仙骨療法で軽いタッチで頭蓋骨の調整を行っています。これに、いま軽い四肢の揺らしで、筋肉を緩める方法を考え出して取り入れています。状況によって、様々使い分けています。筋肉を直接刺激するときも、軽く触れるくらいの刺激で緩めます。
筋肉を緩めるときは、筋肉の性質から強い刺激は禁物です。強く押したりもんだりすると、筋肉は傷つき痛みが増すことが多々あります。筋肉は、軽く触れられることを喜び、自ら緩み始めるのです。強い刺激で緩むわけではないのです。操体法やカウンター・ストレインなどで体のバランスをよくします。ボキボキとやる療法を受けてもすぐ戻ってしまうという方も、全身のバランスがよくなり、楽になってしまいます。
「整体の爽快館」という屋号にしていますので、ハードな療法を思い浮かべられる方もいらっしゃいますが、ソフトをとおり超えて超ソフトな施術をやっています。
先日おいでいただいた方は、転倒したときに肩を強打し、痛みが出たためある整体院に行ったそうです。痛みがある肩を強く押されるため、痛みに耐えながら施術を受けていたそうです。3ヶ月耐えながら通ったが痛みが取れない。それで、痛くなさそうな所を探した結果、爽快館に来られました。
私は、「痛いところを強く押したらいたいのが当たり前、痛みが取れないのは、痛みが取れる療法をしないからです。」とお伝えしました。その後2回来られて痛みは消えてしまいました。
整体と名乗ってある施術所も色々あります。体が喜ぶ施術を是非選んで下さいね。