有識者の声より、有権者の声を!!

 昨日の 朝日新聞の一面トップに『英、シリア攻撃不参加』の記事。
 イギリスの国会では、キャメロン首相が、アサド政権への武力行使に道を開く動議を提出したが、議会は反対多数で否決したということです。
 これを受けてキャメロン首相は武力介入を断念する意向を表明しました。キャメロン首相は、「国民の意見を反映した議会が英国の軍事行動を望まないことはあきらか。政府はこれに従って行動する」と発言したそうです。
 武力介入をしないという国民の決断に大きな拍手を贈り、それに従うイギリスの政治家達の民主主義感覚にも拍手。

 この記事を読んで思ったのですが、参議院のねじれが解消したと自民党は喜んでいます。でも、ねじれを作った原因は自民党の政治だったのでは・・・。野党が多数を占めれば、自民党の思い通りにならないという国民の判断があったということですよね。これが民意ならそれに従い、国民に支持される政治を行うことこそ大切ですよね。
 選挙制度の問題で、票が増えずとも大量当選が起こってしまい、与党が多数を占めねじれが解消しましたが、これが民意なのではないと思います。
 特に、消費税の8%への増額については、多くの国民は困惑しています。テレビの報道では有識者の声を聞いているようです。
 でも、有識者って何ですか?
 偉い人???? よく勉強した人??? みなさんインタビューを受けて嬉しそう!!
 これで箔ががついてというところか・・・・。
 国民をないがしろにして賢人が集まって政治をやるつもりなのか。そう賢人にも見えないのですが、まず、やらなければならないのは、有権者の声を政治に反映させること。国民の声を聞いて消費税を8%にするかどうかを決めるのが政治の役割だと思うのですが!!!

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