朝ドラ『瞳』最終回でした

 NHKの朝ドラ『瞳』が、昨日で最終回でした。
 始まったすぐは、そう面白いドラマではないと思っていました。でも回を重ねるごとに、面白さをましてきたかんじでしたね。
 月島の住民の人の良さ、常に助け合う姿が懐かしい。商店街の電器屋さんの廃業は、私の体験と重なって涙を流しながら見てました。
 街の人々の暖かいつながりの中での、一本木家の「里子」と瞳の成長が楽しく嬉しい毎日でした。
 最終の週は「祭り」でした。祭りは、地域の連帯の象徴であり子供達への伝統の手渡しを行う場でもあります。この中で子供達や、若者達が育てられてゆく。あの、電器屋さんが祭りにあわせて戻ってきた。
 祖父である一本木勝太郎と一緒に里子を育てる中で成長し、家族とはみんなで作り上げていくものだと両親に話す瞳に感動し、ドラマだと分かってても喜びたくなってしまいました。
 街や家族はみんなの努力で作りあげるものなんですね。家族や街の住人としてのモラルを子供たちは身に付け、家族や街への愛を育むんですね。これが更に、日本中の街をみんなで一緒に作り上げるなら、みんなが日本という国に誇りを持ち愛国心を持つ。国を愛する心は下からの積み重ねです。
 今日、辞意表明をされた中川国交相の言うような愛国心は、愛せという命令に聞こえます。愛国心のような感情は、上からの命令や学校での教育だけで身につくものでなく、地域の生活の中で身につけるものです。
 道徳心を押し付けるところには、国を愛するなら戦えと戦争への道が待っているのが歴史が教える法則のように感じます。
 ああ、ちょっと脱線、面白く人情味のあふれたドラマでした。
 次のドラマ「だんだん」は面白いのかな・・・楽しみです。
 考えたら、最近テレビでドラマ見るのは「朝ドラ」だけですね。

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