正しい歩き方・・・???
年末に録画していた Jcom のチャンネルの健康体操の番組でのウォーキング指導のようすを見ました。
歩くときにはカカトから着地し小指側に体重を移動させ、更に親指側に持ってきて親指で蹴って前に進むという指導がされていました。
こういう時に言われるのが、胸を張って歩幅を広くとって元気よく歩くということですよね。この姿勢であるいていると元気よく見えますよね。この歩き方は、軍隊の隊列を組んで勇ましく見せるのには最適な歩き方ですね。
これは私には歩きにくい歩き方ですし、どうも調子が悪いんです。何故かといえば、日本人は骨盤が後傾しているために大きく踏み出すのができにくいということがあるんです。だから、大きく踏み出すより小幅で歩いてつま先側から着地し前に体重がかかって後ろの足を引き寄せるような歩き方が歩きやすいんです。
テレビで日本人の骨盤後傾を問題視して骨盤を立たせることを無理に勧めるスポーツ科学の大学の先生もおられます。でも、長い年月で獲得した日本人の身体的特徴や動作の特徴に問題ありとすることこそ問題ありではないかと思います。
つま先から着地するのはウォーキングやマラソンに向かないかといえばそうではないのです。つま先着地で走る世界的な陸上選手も存在します。
むしろ、骨盤後傾に適合しない歩き方や走り方で長距離を走ることのほうが問題だという気がします。
長距離を健康のために走るのなら、こうした歩き方や走り方の理解がないと身体を壊してしまう可能性がありますよね。正しい歩き方というより身体と目的に合った歩き方や走り方を身につけることが大切なことと思います。
今年からウォーキングを始めようと思われた方は、正しい歩き方という歩き方が身体に合うかどうか検討してみてください。
YouTube でつま先着地で検索してみて参考にして下さい。これまでの正しい歩き方とされていた歩き方についての考え方が変わると思いますよ (*^^)v
ウォーキングやジョギングで身体を傷めないように (^_^)ノ
今日の『爽快さんがゆく』は「体重変化せず (^O^)」です。