正体術矯正法
整体院を開業してすぐのころに買いためた古典的な本が数冊あります。その中の一つに『正体術矯正法』というのがあります。
これは高橋迪雄という方が書いた数冊の本を谷口書店が合本して出版したものです。正体術は橋本敬三先生が操体法を作り上げる大元となった療法です。それで買いこんで20数年、やっと読みだしました。
読んでみて驚いたのは、大正のころの人の健康の悩みが現在の私たちにも共通することです。文明社会を嘆く著者・・・ただただ驚くばかり。
高橋迪雄の寝る前に身体を整えるという矯正法をやってみたらかなり良いです。これは、ちゃんと毎日やれば数十秒で健康を維持できると思います。これは、是非拡げていきたいと思います。旧仮名遣いの本ですので、漢字が分かりにくくて苦労しますが読みごたえがあります。
最近出された健康書より洞察が深くためになりますね。70歳までには持ってる本は全部読んでしまいたいと思います。現在まで読み継がれるには訳があるのだと今更ながら感心しています。
今日の『爽快さんがゆく』は「タマネギ最後の追肥」です