『週刊新潮』の「『漢方』の大嘘」はいい記事でした(^O^)

 福岡では今日発売の『週刊新潮』に、「『漢方』の大嘘」の記事が掲載されており早速購入し読んでみました。
 この記事、なかなか良い記事です。以前から漢方薬が西洋医学の薬と同じような扱いをされていることに疑問を持っていた者として大きな拍手を贈ります\(^o^)/
 日本で漢方薬を出す医師の多くが、「風邪には葛根湯」というような症状に対して薬を出すということをやっています。しかし、本来の中国医学ではお腹や顔色を診て、舌を診て、症状を聞いて「証」を出して薬を処方するのが原則なんです。風邪の症状にもさまざまな体調不良の原因があるので症状毎の処方ではないんです。
 このような中国の伝統医学や本来の漢方(漢方は日本でできた医学です)とはかけ離れた、症状毎のマニュアルで「風邪には葛根湯」が行われているのです。これは、非常に危険なことなんですよ。漢方薬は自然のものだから安心とか思わないでくださいね。(記事の中に死者41人漢方薬の副作用の紹介があります)
 ということで、病院で「うちも漢方薬出してます」と漢方の勉強もせずに漢方薬を出していることの恐ろしさを知っておいてください。是非、今週発売の『週刊新潮』を読んでみてくださいね。
 
 「風邪に葛根湯」的な考え方はツボ療法にも入り込んでいます。「肩こりのツボは〇〇」的なツボ療法の本がたくさん出ていますよね。ツボも、原因となっている経絡を見極めなければ色々な問題が起こる可能性があります。これも的確な検査の方法があるんですよ。爽快館はツボのテープ両方をやるときは経絡検査をやっています。

  私は、以前「中国医学」のセミナーに通って中国伝統医や漢方薬を扱う薬剤師の話を聞き、大きな問題だと思っていました。これまでもブログで漢方薬やツボの問題を取り上げてきましたが、やっと『週刊新潮』が問題点を指摘してくれて万歳です\(^o^)/
 以前の爽快館のブログの記事は『爽快さんがゆく』で、「漢方」で検索していただくとお役に立てると思います。

今日は『健康ブログ』と『爽快さんがゆく』は同じ記事です(^O^)