無理な運動より短時間の運動の積み重ね
爽快館には、さまざまなスポーツをやられておられる方も来院されます。
その中で、フルマラソンを年に数回走るという方もおられます。「ほう、それは健康そうだ」と思いたいのですが、足を故障されたりと大変です。毎日は走らないからと日曜日などにかなり走られる。それで、故障が起きているということでして・・・。
前にもお伝えしましたが、健康のためというなら無理のない運動をしていただきたいと思います。フルマラソンなどを走って自分の可能性をということもあるでしょうが、一定の年齢になれば健康のための運動ということに切り替えることも大切ではないかとも思うんですよ。
ズボラな人間の私が言うのもおかしいと思いますが、健康第一でいきましょう。
健康な運動ということで、Yahooでいろいろと調べているんですが役立つ情報がいろいろ出てきますね。
「一日一万歩 効果」で調べると「一日一万歩意味なしどころか逆効果」「運動するほど老化が進む!?一日一万歩はキケン」など運動のしすぎへの警告の雑誌記事等がズラーっと出てきます。健康な運動の常識が変わっているんですね。
この中で、紹介されていた記事ですが、ウォーキングから始めて体調が良くなりジョギングへ、それからトライアスロンに挑戦したら倒れてしまったという事例が出ていました。その方倒れて検査をしてみれば血管がボロボロで危険な状態だったということです。また、無理な運動をしていると免疫力が落ちるということです。これは、スポーツマンの風邪引きが多いとか聞きますよね。
何故、血管がボロボロになるのかといえば、運動のしすぎは活性酸素を大量に作り出しているためだと思われます。運動イコール健康ではないのですね。
では、どんな運動がおすすめかといえば、エレベーターを使わず階段を使ったり、通勤や買い物の時には歩くなどのような運動を積み重ねることです。これに一日10分程度の早歩きなどを組み合わせていく。これって、トータルすればかなりの運動量になりますよ。それも無理のない運動ですから安心の運動です。
運動不足の方は、このような運動から初めてみたらどうでしょう。
運動しすぎの方も、このような積み重ねを基本にしながら、走り過ぎなどの部分を見直してみてください。休めば、運動の記録の回復に時間がかかると思われるでしょうが痛めた身体の回復を優先すべきだと思います。
今日の『爽快さんがゆく』は「紅葉狩りに秋月にいってきました」です(*´∀`*)