爽快館の治療家への操体法セミナー

　爽快館の操体法のセミナーには医師をはじめ鍼灸師や理学療法士、作業療法士、臨床心理士、看護師など病院などで治療に携わる方々もみえられます。
　健康のためというより、みなさん仕事に活かしたいということで来られます。それで、鍼灸をやっておられる方には経絡と体の動きや椎骨の関係について実験をしながら理解していただいたり、作業療法士や理学療法士にはストレッチではなく筋肉を本当に柔らかくして関節の可動域をどう大きくするかなどをお伝えします。臨床心理士には快さが心理面に与える影響などもお伝えしてきました。
　こちらからお伝えするだけでなく、色々な体験をお持ちなのでお話を聞かせていただくことも有り楽しいセミナーとなります。
　短時間に操体法を理解し施術で活かせるようになるのですが、ここからが始まりで奥は深いものですから更に仕事の中で学んでいただくようにしています。
　日々の仕事の中での体験などを持ち寄りったり、更に役立つ操法をお伝えするためにセミナー修了者の集まりを年１回開いています。これには、健康のためということで受講された方々も参加されます。何故か、治療家よりも一般の方のほうが操体法の理解が深く上手にやられることが多々あるんですよ。
　誰にでも出来る操体法です。操体法を特殊な療法としてしまわずに、橋本敬三先生が考えておられた「大自然の公法の一部」として、誰もが受益できるように拡がっていくことを考えています。
　治療家のみなさんと一緒に、今後も操体法を深めていきたいと思います。
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