猫背を改善させるには
よく子供の姿勢が悪いとかいう相談を受けることがあります。また、パソコンでの作業が多く猫背になっているとかという話も多く聞きますね。
昔、1メートルくらいのモノサシを服の中に突っ込むという先生がいました。これは猫背を直してやりたいのか、いじめたいのか、笑いを取りたいのか・・・と不思議な気がしますね。
いくら伸ばしなさいといっても、本人は苦痛に感じるだけなんです。
では、どうしたらよいのか・・・まずは、猫背の原因ですが、背骨の前側の筋肉が拘縮していることが原因だと思われます。大腰筋なども固くなっているでしょう。それでやることは無理に背を伸ばすことではなく、背を思いっきり丸めてやることです。
筋肉はストレッチすれば伸ばされまいとして縮もうとして行くために伸びるということはありません。逆に背を丸めると前側の筋肉が縮見ますね。縮めば伸びやすくなりますので前側が伸びるということで背中が空しやすくなるんです。
これになれたら、腕を両横に水平に伸ばし手のひらを後ろに向けてみてください。すると、ちょいときついでしょ。今度は前に手のひらを回します。どんどん回すと、先ほどと逆に腕をひねった形で手の平が上を向きましたね。胸は縮こまって猫背が強調されました。ここで、しばらく止めておいて脱力してみてください。そして自然に背を伸ばすと伸びやすいですね。
これを時々やってくださいね。そして、もう一つ正座をして前屈して腕を前に伸ばします。背が丸まりますよね。しばらくそのままにして、元の姿勢に戻ります。するとキレイに星座ができますね。そのまましばらく正座を続けて身体を支える筋肉を鍛えましょう。
ということで、後ろにそらしてストレッチをするのでなく前に思い切り曲たあとに背を伸ばすことが大切です。
わかりにくいと感じた方は、爽快館に電話してください。丁寧に説明します。
今日の『爽快さんがゆく』は「稀勢の里の引退」です