理科離れは何故起こる

 昨日の朝日新聞の一面に「理科離れ防げ 特盛り予算」という見出しの記事が目を引きました。
 理科の授業で使う実験器具や教材の費用として、文科省は200億の予算を政府の新経済対策に盛り込むそうです。昨年までの数年が13億円前後で、例年の15倍の予算で、理科離れや理科嫌いを防ぐそうです。
 記事では、理科の教材費が不足して実験材料などを買えないという実情があったということです。教育はこれからの日本を背負ってたつ子どもたちを育てるもので、不足があることは問題です。今後不足が無いようにお願いしたいですね。
 でも、これだけで理科嫌いや理科離れを防げるのか・・・?
 私たちが子供の頃は自然のなかで遊びまわっていました。こうしたし自然とふれあうことが、理科をを学ぶ基礎となっていました。日々の体験の中の疑問を学校で解明していくことが出来ました。
 勉強って日常の生活との関連が掴みきれないのなら、面白くも何ともない気がします。私たちの子供の頃の塾も無い時代、遊んだり親の手伝いをしながら学ぶことがいかに多かったか。だから必要以上に勉強させられているのに学力低下が問題にされるのではないですかね。
 

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