痛みを取るより痛みを出さない
来院される方に、「痛くなっても爽快館があるから安心」と言われることがあります。お褒めの言葉だと受け取り「ありがとうございます」返しています。しかし、私は痛みが出ないように日ごろ身体の調整をすることが大切だと思っているんです。
操体法をまとめられた橋本敬三先生は息食動想は自己責任ということを言われました。息をすること、何をどう食べるか、日々の動き、思うこと(精神活動)は一人一人がやる以外にやりようがないですね。「おーい、腹が減ったんで代わりに食っといてくれ」なんていえません。
橋本先生は自己責任でやるべきことを、操体法ということでまとめられたんです。動きやすい方に動かす。100点主義でなく60点でもOK、大切なことは続けることというような考え方です。
痛くなってからだと痛みがとれるまでに痛い思いをします。適度な運動で筋肉を刺激すればり身体を調整でき長持ちすることができますね。身体は食べ物で作られエネルギーをえますから、日々食べ物に気を付ける。呼吸は自律神経を整えることができるし、良い考えも身体を整えるのに役に立ちますね。
身体が悲鳴を上げて内臓や精神に疲れが出ることも出てきてしまいます。日々、身体をいたわることに気を配ってください。爽快館があるから安心でしょうが、日々の生活の中で健康を作り出すことが必要です。爽快館の簡単健康体操を続けましょう。
痛くなるのを予防することこそ大切にしたいと思っています。一緒に健康を作り出しましょうね。
今日の『爽快さんがゆく』は「財布が見つかりました(ホッ)」です。