百歳以上5万人驚異の「生活習慣」週刊ポスト10月12日号

　週刊ポスト10月12日号に百歳以上の方々の生活習慣を取り上げた記事が掲載されていました。この記事の中の「動物性タンパク質を取るべし」という見出しに驚かれる方もおられるかもしれませんね。
　健康的と言えば菜食で、肉を食べるものは不健康というような考えが巷に溢れています。整体をやっていると「玄米菜食をやっているでしょう。」と、当然のように問われます。でも、健康を気遣って肉や魚を食べ、一緒に野菜を十分食べるということもあるということですよね。
　玄米菜食をやってる方が百歳以上生きるという話は聞きません。肉や魚を食べて百歳以上生きられる方々の食の習慣が間違っているなどとは考えられません。食べられる動物さんには申し訳ないのですが、人間は肉を取って必須アミノ酸を補う必要があると言う事ではないかと思うんです。玄米菜食ではタンパク質が十分取れないと思うんです。
　記事を読むと皆さん肉や魚を食べることを愉しんでおられるようです。銀さんの娘さんたちの食事の様子をテレビで見ましたが、やはり十分な肉を食べておられます。そして、食べたいものを食べることが健康法だということをおっしゃっていました。
　玄米菜食が良いという神話的な話でなく、様々なものを美味しくいただくことの方が健康的だと思うし必要なことだと思います。私も玄米菜食を試みた時期もありましたが、玄米が合わずに腹痛を起こすのでやめました。玄米菜食をすすめる方は、好転反応などとおっしゃいましたが、玄米アレルギーだったんです。もう少し続ければ健康になれたとか言われますが、それは違うんじゃないですかと言いたい。ある、玄米菜食を実践されておられた方は、時々肉が食べたくなると言っておられた。私が体が求めているんだから食べなければと言っていたんですが、50代で亡くなられました。いい方だったんで残念でなりません。　
　長生きをしたいと思われる方は、是非食の習慣を見直して見てください。今日は食の習慣のことだけ書きましたが、記事の紹介する様々な生活習慣は面白く役立ちそうです。
　

　最近『医学常識はウソだらけ』三石巌著　（祥伝社黄金文庫）という本を読みました。分子栄養学に基づく食の考え方は非常に参考になります。大いにタンパク質とビタミンを取ることの大切さが理解できます。読んで見てください。
　

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